統合失調症と不安
きょうは不安についてのお話です。不安というのは、こころの病の中では、身体の病気でいうところの「痛み」と比較されたり喩えられたりすることがあります。それほど、どんな病気でも、あるいはどんな人にでもあり得るものです。一般的には体のどこかが痛いからといって、いちいち病院にいくものではありません。しかしちょっとでも痛いと病気と疑ったり、少しの痛みでも「いやだな」という方がいますね。ですから、不安についてもなかなか人それぞれ、受け止め方、対処の仕方には違いがあると思います。 そういうわけで、不安というのは非常に一般的なテーマです。一方、統合失調症ゆえの不安ということもありますが、大事なことは統合失調症の方が不安になったからといって、それが全て統合失調症の原因や増悪とか、統合失調症の症状として不安を感じているという問題ではありません。不安は誰にでもある心の動きが、むしろ、統合失調症が重くなって、心の動きが硬くなってしまったときには「不安である」とはおっしゃらないようです。もちろん内面的には感じていらっしゃるのかも知れませんが、そこは直接聞いてもあまり語ってくれません。不安というのはある種、心の健康な動きとして見ることも大事なことと思います。 最初は形だけかもしれませんが、そう言い続けることにより不思議と言葉どおりの気持ちに変わっていくのです。
統合失調症を治療する方法
薬だけに頼らない方法。 | ||
マニュアルは簡単な四つのステップ方式。 | ||
うつ病、統合失調症、発達障害などの精神疾患を抱えて、生活保護費だけでは生活が困難で、 |